「トレンドに乗ったのにチャートが反対に動き始めたな~でも、トレンドが始まったばかりだし、すぐ流れが戻るでしょ(・・・そわそわ)」
こんなこと考えている人はイエローカード。
危険すぎです。
すぐに市場から一旦引きあげましょう。
- FX初心者
- 取引の手法が定まらない人
- 聖杯探しをしている人(※)
※聖杯探し:必勝法を探し続ける行為(←必勝法なんてないから無駄)
この記事では、上で挙げたような人向けに「重要なこととは何なのか」、「何が危険なのか」、「どうすればいいのか」を解説します。
この記事で挙げたポイントは常に心に留めておくと無駄なリスクを減らすことができます。
【この記事で学べること】
- 「超重要な2つのこと」とは何か
- なぜ重要なのか
- どうすればよいのか
- 冒頭で言った”危険”とはどういうことか
FX初心者がやりがちなミス!トレードする上で重要な2つのこと
- 精神を安定させる
- 損切りをする
「当たり前のこと言ってんじゃね~よ」と思ったことでしょうが、ぶっちゃけできてない人が多いです。
精神を安定させる
損失をしても利益があっても、動じない精神ということです。
”慣れ”という要素は高いかも知れません。
鉄のメンタルを持っている人もいるので”慣れ”という言葉では片づけられないですけどね。
なぜ重要なのか
ポジションを持っていると、FXをやり始めた人はドキドキ・ソワソワしてしまいます。
それは、当然だと思います。
損益がリアルタイムで見れるわけですから、チャートとにらめっこしながら感情が上下しますよね。
多額の金を投入したなら尚更です。
そうなると、損失が膨らんできたときに精神が耐えられなくなってポジションを引き上げてしまい、結果的に損がうまれてしまいます。
逆のことも言えます。
上昇トレンドに乗って利益がドンドン膨らんでいるのに、チャートが少し下がったぐらいで、急いで「トレンド終わった」と思って、ポジションを引き上げてしまい、少し待ってチャートを見てみると、上昇トレンドがまだ続いていて「うわ~引き上げなければよかったのに~」と後悔してしまうということも起こります。
どうすればよいか
FXでは感情に左右されずに機械的にやることがトレードを安定させるポイントです。
損切り
損失を最小限に抑えるために必要なことです。どんな本を読んでも「必ず損切りをしましょう」と書いてあるはずです。
でも、やってみると最初のうちはなかなかできないんですよね。
なぜ重要なのか
言わずともわかりますよね。
損失を最小限に抑えることが目的です。
ロスカットが発生してしまったら目も当てられません。
どうすればよいか
損切りをしましょう。
ぶっちゃけそれだけです。
あと重要なのは、損切りを入れるタイミングです。
Goodなのは、ポジションを持つ前です。
なぜかというと、前述で「機械的にトレードをすることが大事」という話をしました。
「どこでポジションを持って、どこで利益を確定させて、どこで損切りをするか」のストーリーを作ってトレードをするのがとても大事です。
あとは、注文を入れて放置するだけです。
危険なトレードとはどういうことか
“精神を安定させる”、”損切りをする”の項目で少し触れていますが次の2つです。
- 感情に流されてトレード
- ポジションの取得から手放すまでのストーリーがない
おさらいになりますが、なぜ危険なのかを説明します。
危険なトレード:1.感情に流されてトレード
ポジションを持っているときに起きやすいことです。
チャートの上がり下がりに感情が流されて、成行注文でポジションを手放してしまうことです。
気持ちはドライに保ち、戦略的にチャートと向き合ってポジションを手放すポイントを決定することが大事です。
危険なトレード:2.ポジションの取得から手放すまでのストーリーがない
ポジションを狙うタイミングを決めるだけでなく、手放すタイミングも想定していないと予想が外れたときに大損するか、大きな利益を見逃すことになりかねません。
必ずポジションを持つなら、手放す注文を入れましょう。
まとめ:正しいトレード手法はない
FXトレードをする上で超重要な2つのことと、危険なトレードについてまとめました。
ここまで言っておいて、こんなことを言うのも変ですが、正しいトレード手法なんてありません。
ここまでで説明したのは、基本的な考え方と危険性です。
ここで重要なのは、自分に合ったトレード手法を見つけることが1番イイということです。
自分に合ったトレード手法
冒頭でも書きましたが、聖杯なんてありません。
人のマネをすることも大事ですが、それが自分に合っていなければ意味ありません。
まずは、人のマネをしてみてトレードの結果から「何がダメだったか」、「何がよかったのか」をいろいろ試し、試行錯誤を繰り返して自分のトレード手法にしていくことがいいと思います。
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